セレンは、抗酸化酵素の1つである「グルタチオン・ペルオキシダーゼ」の作用に重要な役割をもっています。

セレンは、これまでに数多くの研究が行われていて、その効果と安全性は確認されています。

平均的な日本人の食生活でしたら、セレンの欠乏症は稀です。

また、食品からセレンを摂る場合には、魚介類や穀物など様々な食材から摂取できるように、バランスのとれた食生活に注意したいところです。

なお、サプリメントを利用する場合には、過剰にならないように注意が必要です。

セレンは、通常の食材に由来する成分なので、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。

ただし、過剰摂取すると、胃腸障害などの症状を引き起こすおそれがありますので注意が必要です。

なお、一部の医薬品との相互作用を示唆するデータがありますので、何らかの医薬品を併用する場合には、主治医に相談の上で利用するようにしてください。

鉄には、次のような特徴があります。

■過剰の鉄は好ましくないため、必要以上には摂取しない。
■月経のある年代の女性では、鉄欠乏性貧血の予防や改善のために利用する。
■赤血球のヘモグロビンを構成する因子であり、酸素の運搬を行う。

□ビタミンＣ