サミーとはどのような成分ですか?
サミーというのは、米国で人気のサプリメント成分の1つで、クレアチン、コリンなど、様々な生理物質が体内で合成されるときに欠かせない成分のことをいいます。
具体的には、アミノ酸のメチオニンと、体内のエネルギー源であるアデノシン3リン酸(ATP)がくっついたもの(S-アデノシルメチオニン)で、活性メチオニンとも呼ばれます。
サミーが不足すると?
原料のメチオニンについては、様々な食品に含まれていますので不足する心配というのはほとんどありません。
一方、サミーの合成にはほかに、ビタミンB12と葉酸が欠かせませんので、肝臓病や心臓病の人ではサミーが不足がちになると報告されています。
サミーの効用は?
サミーは厳密な臨床試験において、鎮痛薬並みに関節炎の痛みを抑える効果や、肝炎の進行を遅くする効果などが確認されています。
また、うつ病にも効くとされていますが、その作用はあまり強くはないようです。 |