糖アルコールとはどのようなものですか?
糖アルコールというのは、糖のアルデヒド基あるいはケト基を還元して得られる多価アルコールのことで、一般には糖に水素を添加して作られます。
この糖アルコールは、飴やガム、飲料などの甘味料として広く用いられています。
ちなみに、多くの糖アルコールは、キシリトール、マルチトール、ソルビトールというように、末尾にトールを付けた名が付けられています。
糖アルコールの効用は?
糖アルコールは、水素の添加によって消化吸収されにくくなっていることから、砂糖などの甘味料に比べて低カロリーで、虫歯の原因にもならないとされています。
ただし、消化・分解されずに大腸に到達し、体内から水分を抜き出す性質があるため、多量に食べると下痢をすることがあります。
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